レーシック・レーゼック(ラセック)・イントラレーシックを日本で最初に行った、近視・遠視・乱視・老眼治療のパイオニア、錦糸眼科
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照射を見れば、ひと目でわかるエキシマレーザーの性能

各種エキシマレーザーをテスト板に照射した画像を示します。テスト板は赤色プラスチックの板にアルミニュウムを真空蒸着したもの。レーザーを照射すると削りの深さに応じて白色から赤色に変わります。
これらの画像はオプティカルゾーンを6mm、近視度数-2D、乱視度数-2D、乱視軸90度に設定して実際に照射を行ったもの。オプティカルゾーンは完全に近視や乱視を矯正できる切除領域を表したものですが、各メーカーで誇大表示をしているのは照射の結果を見れば一目瞭然です。
オプティカルゾーンが狭いと瞳孔が大きく開く夜などでは、光がにじんだり(ハロ)、視力の低下を感じます。そのため、各メーカーはオプティカルゾーンの数値を大きく誇大表示します。テクノラス217PとビジックスS4IRを比較した場合、これが同じ6mmのオプティカルゾーンとは到底思えません。
写真:VISX STAR S4 IR
ビジックスS4IRについてメーカー側の立場に立って釈明すると「この照射はコンベンショナルモードの照射であり、通常はオプティカルゾーンの広いカスタムビュー照射を行う」と言うでしょう。
ところでiLASIKはイントラレーザーFSとビジックスS4IRを用いてカスタムビュー照射を行うものをいうので、確かにこの画像の照射よりは広く照射します。
しかし、カスタムビュー照射は近視度数 -10Dでは180μmもの非常に深い切除を行うので、半数以上の患者さんはカスタムビュー照射ができない、すなわちiLASIKができません。そうした患者さんに対してはiLASIKを行うと説明しながら、コンベンショナルモードで照射する医療機関が現に存在します。
なお、ビジックスS4IRはカスタムビューとコンベンショナルモードの2種類の照射しかできません。コンベンショナルモードで照射する場合、レーザーを提供しているAMOジャパンに医療機関が支払うコストは4万2千円も安くなります。非常に重い近視や乱視でありながらiLASIKと説明されて治療を受け、夜間にハロや視力低下を自覚する方は、iLASIKとは異なるコンベンショナルモードで照射されている可能性があります。
どのような照射が行われたのか、治療を受けた医療機関に確認されるとよいでしょう。
写真:Amaris
アマリスはシュウィンド社のエキシマレーザーです。
美容外科系の大手Sクリニックはシュウィンド社と独占契約を結んでいるため、Sクリニックしか日本ではアマリスを購入することはできません。実際の販売とメンテナンスは韓国の代理店が行っています。
このアマリスの画像はヨーロッパの眼科学会に院長が出席した際に、他のエキシマレーザーと同じ条件で照射した画像です。ビジックスS4IRよりは、はるかに広い照射が行われていますが、照射痕が円形に近いので、乱視の矯正はやや苦手なようです。
写真:ALLEGRETTO Eye-Q
アレグレットは照射の周辺がきれいな形になっていないため、照射面自体の粗さが予想され、見え方の質はやや物足りません。
しかし、乱視の矯正については、照射形がしっかりした楕円になっているのでビジックスS4IRよりは、すぐれた結果が得られます。
写真:Technolas 217P
テクノラス217Pはプラノスキャン照射、As(アスフェリック)照射、Ts(ティッシュセービングモード)照射、ZDW(ウェーブフロント)照射、PTA(パーソナルトリートメントアドバンス)照射、スープラコア照射など、6種類の照射を行うことができます。
このうち、As照射、ZDW照射、PTA照射はカスタム照射です。
なお、スープラコア照射は老眼矯正の照射で、老眼用2焦点コンタクトレンズよりも矯正領域が広いので国際学会でも高い評価を得ています。
テクノラス217Pの照射は照射面が非常にきれいで、乱視もよく矯正でき、同じオプティカルゾーンを設定しても切除を少なくすることができます。
錦糸眼科はテクノラス217P、アレグレットEyeQのほか、ビジックスS4IRを導入しています。よく事情を知らずにiLASIKを希望される患者さんのニーズに応えるために、やむを得ずビジックスS4IRを導入しました。このレーザーは中度の近視であればカスタムビュー照射で対応できますが、角膜が薄い方、強度の近視や乱視については対応できません。そのため、治療を希望される方は、よくエキシマレーザーの特徴をご理解ください。
テクノラス217Pは、現在主流になっているフライングスポット照射を開発したエキシマレーザー会社の老舗であるドイツ、テクノラス社が開発したレーザーで、照射制御のアルゴリズムの蓄積が最も多く、照射領域が広く、照射面もきれいで、6種類の照射パターンによって、さまざまな度数にも対応できる最新のレーザーです。

